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マンションの資産価値向上に必須！外壁改修の基礎知識

マンションやアパートなどの賃貸物件管理においては、資産価値の維持向上は非常に重要な課題です。
しかし、外気に長期間さらされ続けている建物の外壁は、ひび割れや欠損、タイルの浮きなどの経年劣化現象と無縁ではいられません。
外壁材の劣化現象は、太陽光による紫外線、雨や風、地域によっては凍結や塩害といった環境的要因のほか、建物内部の漏水、鉄筋の錆びや構造上の問題など、複数の要因が複雑に関係し合った結果であると言えます。
微細なひびや欠損を、まだ小さいからといって放置しておくと、やがて大きな劣化へと進み、結果的には建物全体に甚大なダメージを与えることもあります。
外壁材の劣化現象は、それぞれに原因や規模、程度が異なるため、入念な事前の調査と診断も重要で、その診断結果をもとに最適な工法のよる改修工事を行なうことは、マンションやアパートなどの賃貸物件の美観と安全性を維持することにつながります。
適切な時期に適切な工法を選び、質の高い技術を提供できる外壁改修工事は、建物の資産価値向上に大きく貢献します。

外壁改修工事の主な手法は？

外壁のトラブルに対応する様々な手法

コンクリート打放し、モルタル塗り、タイル貼り仕上げの外壁において、ひび割れ、欠損、浮きなどの経年劣化現象は避けられないものです。これらの外壁改修では、状態や度合いによって最適な工法・手法を検討することになります。ひび割れの補修で最も簡単なものは、エポキシ樹脂による「シール工法」です。優れた接着性と強度、耐久性のある硬質エポキシ樹脂や可とう性エポキシ樹脂でひび割れ部分を覆います。